パラクエジョス・デ・ヒロカ温泉/Balneario  Paracuellos de Jiloca(サラゴサ県)            ♨ 皮膚と呼吸器系統への薬効が特に知られている鉱泉

 

泉温:15℃

成分:塩化ナトリウム、硫黄、硫化水素、マグネシウム、ラジウム

露天:あり(屋外プール)

標高:560m

http://www.balneariodeparacuellos.com/

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初入♨:2012年8月上旬


アラゴンで一番古い温泉ホテルながら、2007年に改装されてとてもモダンに。

それでも、照明を落とした岩風呂など、風情ある温泉もあります。

 

スペインに住み始めてまもなく、縁あって翻訳させていただいたバルタサール・グラシアン。

生家があるベルモンテ・デ・バルタサール(Belmonte de Bartazar)村が近いため、

お礼参りといってはなんですが、ごあいさつに立ち寄らせてもらいました。

この村は果汁たっぷりのおいしい桃で有名。


パジャレス温泉/Balneario Termas Pallarés(サラゴサ県)                      ♨ ヨーロッパでも珍しい温泉湖で小魚に足をつつかれる


泉温:32℃

成分:軟水、炭酸水素カルシウム、ナトリウム、硫化マグネシウム、リチウム、ラジウム

露天:あり(温泉湖)

標高:664m

http://www.termaspallares.com/es/


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初入♨:2005年8月上旬


アラビア語で「温水」を意味する「アラマ」のつく、

アラマ・デ・アラゴン(Alhama de Aragon)にあります。


アラビア人や古代ローマ人が利用していたのはもちろん、

さらにその前のケルト=イベリア人の時代からすでに

利用されていたと考えられるそうです。


ヨーロッパでも珍しいこの温泉湖は、面積17,000平方メートル

湖水温は1年を通して常に28℃で、一番深いところでも2メートル。


立つと、湖底から細かい泡のように水が噴出している様子が

足裏に感じられます。

さらに、メダカのような小魚がたくさんいて

足をつつかれるのとあいまって、こそばゆい。

ずっと立っていられず、浮きっぱなしでした。


中之島があるドーナツ型の湖で、ゆるやかな流れがあり、

景色を楽しみながらのんびり一周できます。

夏休みということもあり、水遊び兼ピクニックの家族連れでにぎわっていました。


旅行中に日帰りで立ち寄り、利用したのは温泉湖だけでしたが、

建物内にも各種温泉設備があります。